カナダ留学・サマーキャンプの現実は?体験してわかった3つのポイント
小6の夏休みに息子がトロント大学で行われるサマーキャンプに参加しました。親としても大きな決断でしたが、中学受験をせず公立に進学することに決めたことからお金の使い道を少し変えてみました。実際に行ってみた感想をそのままお伝えします。

1. カナダの教育は日本と違う
カナダの学校は「楽しむ」ことを重視。ディスカッションやプレゼンが多く、グループワークも積極的に求められるスタイルが主流。
日本にいても学校ではあまり発言しない息子は最初戸惑っていましたが、徐々に自分の意見を言えるようになりました。
インプットとアウトプットだとすると、アウトプットが多い体験型と言っても良いでしょう。
インプットゼロの息子は苦戦したかと思いますが、楽しい気持ちがあったからかお気に入りのスターバックスでは英語で注文をし、ニックネームを入れてもらえるほど積極的になっていました。
2. 英語の伸びには個人差がある
語学なので留学はきっかけでしかありません。留学したからできるというより学習を継続したい気持ちになるツールなのでは?と感じます。
もちろん留学前に持っている英語力で効果は左右されたすので、息子の場合、直後から期待ほど英語力が伸びたわけではありません。
しかし、別の記事にも記載していますがリスニング力が向上し英検の英語はほぼ聞き取れるようになっています。ネイティブの英語シャワーを浴びた成果だと思います。
(ちなみに母親の私はフィリピン留学経験者。リスニングは非常に苦労しましたし未だに苦手です)
3. とにかく全てが綺麗!
息子は虫が大の苦手。これは克服すべき課題ですがカナダはそのような心配もありません。
夏場のトロントは半袖で過ごせるものの、朝方13度近くまで冷え込むこともあったりと日本と環境が異なります。
虫も少なく国全体が衛生的。水道水も飲めますし食事も美味しく安心して過ごせました。
実際のカナダでの生活・体験談
我が家が一番苦労したことは息子の時差ぼけ対応
行きのフライト片道約13時間では同じアナカンサービスを利用した高校生のお兄ちゃんの隣でした。何かとサポートしてくれたのだろうと思います。ありがとうございました。
機内でほとんど寝ていたという息子は現地到着後、まず寝れない。
初日だけだろうと思っていましたが時差ぼけで眠れず眠れないことに焦りを感じて半泣き状態。
日本時間の昼間に毎日LINE電話がかかってくる事態に。仕事中もひやひやしましたが、なんだかんだで1週間ほど続いてしまいました。
また、デメリットとして捉えるならスマホは自由に使えます。そのため甘えられる環境もあります。セブのサマーキャンプはスマホを預かる学校が多いので差がありました。
周りの英語レベルは高かった
サマーキャンプの参加者はやはり高額な費用を払うだけあり早期から英語教育に力を入れているご家庭が多い印象でした。
小4で英検3級、中1で英検準1級など、英語に力を入れている家庭が多く5級も持っていない息子は場違いなのかなと感じましたが、とにかく行けるなら行った方が良いです。
留学後の今となっては…
「メリットしか感じない」
帰国直後は「まぁこんなもんか…」と思う部分もありましたが、時間が経つにつれメリットしか感じません。
• 英語を学ぶことが当たり前になった
• 「カナダ=第二の母国」になった
• 海外に対する抵抗感がなくなった
結果的に最高の経験になりました!
これからサマーキャンプや短期留学を考えている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。