英語未経験でも挑戦できる!カナダ留学の実体験

我が家の息子(当時11歳、小学6年生)は、英語力ゼロの状態でカナダ留学を経験しました。
後述のLife Journey Educationのサマーキャンプを利用し、息子は先にトロントへ渡航しプログラムの終了時に私が現地へ合流してから旅行をするというスケジュールです。
11歳の夏、英語力ゼロで飛び込んだカナダ
息子の英語力についてですがハッキリ言って、それでよく留学行かせるね?としか言われないレベルです。
小6で英検未取得で、英語学習歴も限られていました。通っていたのは英会話教室を週に一度を半年間と学校の授業のみ。
過去にオンライン英会話のQQ Englishを10回ほど受講したもののまるでダメ。全く話せないレベルでした。(のち渡航しました)
考えてみれば当たり前ですよね。
一通り英語を学んだけど話せないけど英文は読める大人とこれから初めて学ぶ子供を比較したところで英単語のストックさえない状態なのですから。
小中学生でカナダ留学をさせる親御さんの多くはおそらく、最低でも英検3級程度取得してからなど、ある程度の語学力を持たせている方が多数かと思います。
我が家は中学受験をさせるつもりがあったので英語が二の次になっていましたが、結局受験は5年生の夏に撤退したため、そこから英語学習をスロースタートしました。
それでも「まずは経験!英語を学ぶ必要性を感じ、視野を広げる経験をさせたい」と思い、母子でのカナダ留学を決意しました。
留学は英語を勉強するところではなくきっかけを得るだけで収穫あり!
息子の「旅行好き」気質が留学で活かされた
息子は大の旅行好きで鉄道などの公共機関が大好きです。
私が旅行好きなこととあり、さまざま場所へ息子を連れて行っています。車でどこにでも行けちゃうし、飛行機も慣れています。
息子もフリー切符を利用して1人で計画を立てて出かけることができるくらい旅に関しては積極的。新しいことが大好きです。
こんな性格なことからも、過去には勉強合宿やスキーやキャンプの体験型合宿に参加するなど、親元を離れることには慣れていました。
初めて会うお友達といきなり合宿するような環境も嫌いではないのか、積極的に参加していました。そういった背景もあり今回のカナダ留学でも、一人での行動に対する抵抗はほぼゼロ。親子共々不安はありませんでした。
この年齢になると「行かない!」って言われちゃうこともあるので行ってくれることに感謝なのかも
留学の目的と利用したプログラム
私たちが選んだのはlife journey educationのEli Camp.
https://lifejourney-edu.com/summercamp-canada/
子どもが単独渡航できるサマーキャンプです。
なぜ11歳で単独渡航できるかと言うと、エアカナダのアナカンサービスを利用することで空港スタッフが現地学校のスタッフに子供の引き渡しまで行ってくれるサービスがあるからです。
我が家の留学の目的
なぜ英語を学ぶ必要があるのか?ということと、日本以外の国を早期から意識させたかったからです。
翻訳が充実しているのになぜ学ばなければならないのか?を体感して欲しかったことです。
息子自身、言葉がわからないながらも現地の子どもたちと遊び、少しずつコミュニケーションをとる中で、自然と英語に慣れていきました。
留学中の学習環境と語学力の変化
サマーキャンプ期間中、午前中は4時間、15人程度のグループ授業がありました。おそらく息子にとって何をやっているかもわからなかったと思います。
それでも魅力に感じたのは毎日ほとんどアクティビティが組み込まれていて、トロントの街中をスクールバスを使ったり歩いて散策。週末には遊園地やナイアガラの滝観光、野球観戦など楽しい体験ができたようです。
遊びがメインなこともあり、簡単なフレーズを覚えることはできましたが、やはり元の英語力ゼロのため「お金をかけた割には…」という気持ちも正直ありました。
息子が楽しければいいのよ
しかし留学の効果は帰国後に現れた
留学直後はそこまで劇的な変化は感じられませんでしたが、その後の英語学習に大きな影響を与えました。
• 帰国後に受験した英検5級では、+9ステージの余裕合格
• リスニングは9割以上の正答率
• 翌年1月に受験した英検4級でも、+5ステージの余裕合格
(リスニングは試験中にトイレへ行きたくなり試験に集中できなかったようですがそれでも8割)
さらに、帰国後には英語学習系YouTuberの動画を見始め、英語に対する興味が飛躍的に広がりました。
その影響で、学校の成績も安定し向上。留学前は「英語=勉強」としか捉えていなかったのが、今では「英語=使うもの」として身近に感じるようになっています。
まとめ:英語力ゼロでも留学は意味がある
英語が話せなくても、留学は十分に価値のある経験です。最初は「どうしよう?」と不安だった息子も、帰国後には「また行きたい!」と言うほど成長しました。
英語のスキルアップだけでなく、異文化への興味、異国の地での行動力など、さまざまな力を伸ばせたことが何よりの収穫でした。
「英語ができないから無理」と思っている方も、ぜひ一歩踏み出してみてください。留学の本当の目的は、英語力を上げることではなく、「世界を広げること」なのだと、私たちはカナダで実感しました。
そしてこの春、セブ島留学にチャレンジしますので記事の続きもぜひ読んでくださいね。
https://semifirelife.com/2025/03/23/qq-stay/
ここから半年後の2025年3月に再びセブ留学を経験することになります。
その記事はこちらです。