今回の韓国旅行はソウル→慶州→釜山の三都市を満喫できるプランを組みました。
慶州は行くつもりが無かったのですが、韓国人から、
「釜山行くなら絶対に慶州に行って! 釜山から1時間かからない! 日本の京都みたいなところよ!」
そんなアドバイスをもらったので急遽予定を組みなおしました。
結果、大正解。もっと日本の方にも観光してもらいたい都市です。
今からアクセスについてご紹介しますが、慶州の世界遺産巡り、仏国寺/プルグッサなどは主要都市からも離れているのでオプショナルツアーを予めオススメします。
各主要都市から慶州へのアクセス概要
慶州(キョンジュ)は、ソウル・釜山どちらからもアクセス可能な「韓国の古都」。
先日の日韓首脳会談の会場にもなりました。
ソウルからはKTX(新幹線のようなもの)で約2時間、釜山からは30分ほどで到着。
どちらの都市からも公共交通機関が安くて便利なのが魅力です。
①ソウルからKTXで慶州へ行く方法
- 出発:ソウル駅 → 新慶州駅(約2時間)
- 料金:片道約5,500円(約50,000ウォン)
- チケット予約:
→ KTX公式サイト、または日本語対応のコネストが便利です。我が家はコネストで予約をし座席指定しました。
→ 当日券でも空席があれば購入可能で発行されるQRコードがあればそのまま乗車可能。(KTXは改札がないのでそのまま乗ってOK)



新慶州駅から市内へのアクセス
新慶州駅は中心部から約10km離れており、
ローカルバスもありますが、韓国語表記・交通ICカードが必要と観光客にはやや難。
観光客にはUber(ウーバー)やカカオタクシーがおすすめ。
片道2,000円程度で主要観光エリア(大陵苑・皇理団通り周辺)まで行けます。
韓国はタクシーがとても安いので、効率や体力温存のために利用すると良いかもしれません。



②釜山から慶州への行き方
ちなみに、我が家は慶州なら釜山へ移動しました。
釜山から移動するほうが圧倒的に近いので、多くのオプショナルツアーは釜山発が主流です。
KTXまたはSRT(高速鉄道)利用で約30分。
車でも約1時間ほどとアクセス抜群です。
ネックは新慶州駅発というところのみ。
高速バスという選択肢(安くて快適!)
我が家は慶州からの帰りに、あえて高速バス(約1,000円)を利用。
KTXでもよかったけれど、新慶州がやや遠いことと冒険したかった理由からです。
慶州市街バスターミナルから、「釜山総合バスターミナル」行きに乗りましたがこちらは釜山駅には到着しません。
到着地は地下鉄1号線・ノポ駅直結なので、そこから釜山駅までは約1時間。
KTXのほうがよかったけれど、バスがとても快適だったから思い出として◯です。

慶州1日目の体験記:中心地をのんびり散策
新慶州駅からUberでホテルへ移動。
宿泊したホテルのすぐ近くが、まさに慶州観光の中心地だったので(文化村があるエリア)おしゃれなカフェや雑貨店、レストランが並ぶエリアでワクワクしました。
その日のランチは近くのカルグクスをいただきました。店内清潔、新しいお店です。
日本語は通じませんがタッチパネル方式で注文できます。

観光客が多いエリアでも、雰囲気は落ち着いていて、食事に困ることはまったくありません。
街歩き中に発見!電動カーで市内めぐり
徒歩で回るにはやや広い慶州中心部。
そこで見つけたのが、4人乗りの電動カー(ゴルフカート風)。
正式名称はこれなのか?慶州電動カート(경주 전동카트/Gyeongju Electric Cart)
息子が興味を示したので確認すると、
「日本の運転免許でもOK」とのことで、約3,000円/2時間ほどでレンタルしました。
誰でも乗れるよ!って言われてた乗ったけど、道の途中から普通に道路を走ります。
右側通行の韓国…かなり焦りました。終始緊張しましたが、この車ならメインをぐるっと一周するのにちょうどいい距離感でした。

最高時速は30km程度
夜の慶州はライトアップが絶景!
この日は昼間にカートで軽く一周してから古墳公園を散策し、夜はライトアップされた慶州の街を楽しみました。
訪れたのは、
- 大陵苑(テヌンウォン):緑の丘が並ぶ王族の古墳エリア

- 瞻星台(チョムソンデ):東アジア最古の天文観測台

- 皇南洞(ファンナンドン):静かな住宅エリアに広がるカフェ通り
- 東宮と月池(雁鴨池)


- 月精橋(ウォルジョンギョ):夜景が幻想的な木造橋

夜はどのスポットもライトアップされ、
写真映えする美しい雰囲気に。特に月精橋は、川面に映る光が幻想的で“慶州に来てよかった”と思える瞬間でした。
慶州の街を回って感じたこと
慶州は見どころが点在しており、もし世界遺産を巡りたいなら歩いて全て回るのはやや大変。
世界遺産エリア(仏国寺や石窟庵など)は市街地からかなり離れているため、行くならツアーを組み合わせるのが現実的です。
中心部だけでも、カフェ・史跡・ナイトライトアップがコンパクトにまとまっているので、
1泊2日でも十分満喫できる古都の旅になります。
まとめ|ソウルからも釜山からも行ける“古都への小旅行”
慶州はアクセスの良さと交通費の安さが魅力。
ソウルからは日帰りも可能、釜山からは気軽な週末旅行にぴったりです。
日本人観光客は多くありませんでしたが、開発されてとにかくおしゃれだしオススメです。
個人的に宿泊費が大当たり。次の記事でご紹介します。