息子の短期留学、親子セブ留学を経て、
改めて英語の学びなおしを決意した日から2か月ほど経過したいま。
過去の自身のフィリピン留学経験、レアジョブ、業務での英語使用経験がありましたが、
約10年以上のブランクがある状態から再スタートしました。
QQ EnglishとCamblyを中心に、延べ30人以上の講師と話してきました。
あえてカランメソッドを選び、試行錯誤しましたが、こちらは継続せず、
結果的にCamblyのみに絞って学習を継続しています。
ここで本日、「なんでレッスンがつまらないんだろう…?」
実はこれ、英語中級者が陥りがちな“落とし穴”でもだったのです。
今回は、私自身がオンライン英会話で経験した「失敗と学び」を本音でシェアします。

なぜ失敗したのか?私の3つの落とし穴
①「話せないから…」と、謙遜をし安易に教材を初級にしたら地獄
オンライン英会話では「話せない=初級教材を使おう」と思いがちです。
私も実際、初心者向けのトピックになってしまい、「果物と野菜」「動物の名前」といった教材を選んだ結果、小学生向け?という内容に耐えきれず撃沈。
また、別の授業では恐ろしくゆっくりな授業…
0.5倍速ですか?という授業もあり、「これ…お金払ってやる意味ある?」と途中でモチベーションが急降下しました。
英語の語順や単語を忘れていて話せないだけであり、
すでに“英語学習者”であって、“英語初体験の小学生”ではないことを、強く実感しました。
日本人にありがちな謙遜はほどほどに…
② 講師の質はピンキリ
まずフィリピンイングリッシュについて。
QQ EnglishはTESOL保有者であることと、
QQの手厚い研修もあるため、他のフィリピン英会話よりも進行が上手です。
いわゆる、質の高い先生も多いですが、発音・語彙力・指導力に差があります。
訛りがひどかったり、間違いを指摘してくれない。
進行がぎこちない、かみ合わないなど。
どのオンラインスクールも最初はキャンペーンを実施しているので、
最初にたくさんの講師と話すことをお勧めします。
カリキュラムが同じでも満足度が全く違ってきます。
また、人気講師は争奪戦。
気に入った先生は毎回取れるとは限らず、希望の時間に予約が取れないことも多々あります。QQの場合、指名予約を使うにも追加料金が必要で、「結局、時間とお金がかかるのか…」という気づきもありました。
またCamblyに関しても、
講師の報酬が安いこともありQQより熱意を感じにくいことがあります。
ここは双方で割り切ることが無難でしょう。
現時点で5名の先生のレッスンを受講しましたが、
嫌な思いをしたことは今のところありません。
③ レッスンそのものが目的になると、伸びない
あるあるエピソードですが、レッスンを「受けること自体」が目的になってしまうと危険です。
私もカランメソッドを受講していた頃、「毎日受けていれば慣れてくる。意味があるはず」と思っていましたが、カランに関しては最後のほうは苦痛が伴い潔く辞めました。
結局は、「レッスン=アウトプットの場」「教材=学習の土台」
レッスンを受講すれば慣れては行きますが、英語力が伸びるわけではありません。
いかに学習で英語のストックを増やして、授業でアウトプットをすることが大切です。
そしてその後、授業でうまく話せなかったフレーズを復習するとよりベスト。
でも、全部が悪いわけじゃなかった:よかった点もある
もちろん、いい体験もたくさんありました!
QQ Englishのカランメソッドで反射神経が鍛えられた
QQ Englishでカランメソッドを受けたことで、「英語を考えずに話す」感覚が少しずつ身についてきました。
あれは初級者〜中級者の橋渡しとしてはアリだと感じます。
何気ない会話でも質問をされるとカランの口調で回答することも。
講師との相性次第で、英語力の向上を実感
たまに現れる「MY神講師」
そういう先生と話すと、テンションも上がるし、自分の英語も自然に引き出される。
満足度が高いので、自己肯定感もあがるし、オンライン英会話の醍醐味だと思います。
引き出し方が上手な先生もたくさんいます。
即お気に入り登録を!!
(たいてい他の方にも大人気!)
Camblyの録音&翻訳機能は改めて神
Cambly最大の強みはレッスンの録音&フィードバック・文字起こし・翻訳機能。
さらに私が「神機能」と感じたのが、
レッスン中に先生の発話内容がリアルタイムで画面下に英語で表示される機能です。
聞き取れなかった文章を視覚で補えるので、速読力の向上にもつながりますし、
先生に何度も聞き返す手間もなく、安心感が格段に違います。
復習ツールも優秀なので、「自分の発音どんなだった?」「先生のフレーズもう一回見たい」ができるのが、本当に便利です。
結局、オンライン英会話はどんな人に何が合うの?
オンライン英会話の“正解”は人によって違います。
ですが私の経験をもとに、ざっくりタイプ分けするとこうなります:
完全初心者(英語初体験レベル)
QQ Englishやネイティブキャンプ、DMM英会話など
フィリピン人や、非ネイティブ講師を推奨。
まずは会話をすることに慣れるという目的と自信をつけることが重要な時期とも言えます。
非ネイティブの先生のほうが弱点補強に強い場合があります。
ただし講師との相性は超重要!
中級者(基本的な文法や語彙はあるがスピーキングに自信がない)
フィリピン英語でもよいのですが、
どこが苦手なのかを理解している段階のため、
録音・添削・自由な話題が可能なCamblyが圧倒的におすすめです。
短期間で成果を出したい人
独学で基礎を固めた上で、英会話はアウトプットの場として活用するとよいでしょう。
短期集中の方は例えばQQ Englishで例えるとBoost Coachingのようなカリキュラムを受講すると
カウンセリングを受けてからレッスンを開始することもあり、通常レッスンのように予約が取りにくいという事態になりません。
最後に:時間のない人は「教材選び」と「講師選び」で9割決まる
英会話は「受けるだけ」では伸びません。
予習・復習とセットでやっと効果が出る、学習型のスキルです。
だからこそ、時間がない人ほど「教材」と「講師」の選び方が超重要と考えます。
レッスンを“教材の代わり”にしてしまうと、思った以上に伸びず、「もう向いてないかも」と自己否定しがちになります。
でもそれ、あなたが悪いわけじゃないです。
仕組みを変えれば、ちゃんと伸びるんです。
この記事が、同じように悩む中級者さんのヒントになればうれしいです!