フィリピン留学を検討する際に、多くの人が悩むのが「スパルタ校」と「自由校」どちらを選ぶべきかという点です。特に高校生以上の大人が留学する場合、留学の目的や自分の性格に合った環境を選ぶことが重要になります。
バギオ留学:とにかく真面目に勉強したい人向け
バギオは標高の高い山岳地帯にあり、気候も比較的涼しく、勉強に集中しやすい環境が整っています。そのため真剣に英語を学びたい人にとっては最適な場所です。

バギオの特徴
- 勉強目的の人が多い:学生の多くが真面目に勉強に取り組んでおり、誘惑が少ない
- スパルタ校が多い:厳しい学習スケジュールが組まれている学校が多く、遊ぶ時間はほぼない
- 環境が勉強向き:標高が高いため気温が低めで、集中しやすい
- 韓国資本の学校が多い:1日10時間以上の学習に夜間オプションまであります。スパルタ式の教育が根付いており韓国人学生が多いのも特徴
わたしの体験談
私はバギオにあるPINESという超スパルタ校に通いましたが、韓国式のスパルタ環境に衝撃を受けました。韓国人の学生は平気で12時間以上勉強しており、勉強習慣の無い方には大変つらい。
さらに、私は知らずに高山病にかかってしまい体調不良が続く中に授業が継続され、さらに雨季が重なり辛い経験をしました。
セブ留学:遊びと勉強のバランスを取りたい人向け
セブはフィリピンの中でも人気の観光地であり、留学とリゾートを兼ねられる環境です。バギオに比べると自由度が高い学校が多いですが、それでも最低でも5時間以上の授業があり、カナダ留学などと比べるとかなり濃い学習ができます。
セブの特徴
- 遊び要素がある:ビーチやショッピングモールがあり、リゾート感を楽しめる
- 最低授業数が5時間以上:自由度はあるが、勉強時間もしっかり確保されている
- 気候が良い:雨期もバギオほど影響を受けず、温暖な気候
- 日本資本の学校も多い:比較的自由な学習スタイルを取り入れている学校が多い
筆者もこれからセブに留学する予定なので、詳細はまた追記します!
イロイロ留学:スパルタと自由の中間
イロイロはパナイ島にある都市です。田舎な雰囲気ですが、バギオとセブの中間のような環境で、スパルタすぎず、自由すぎず、バランスの取れた留学生活を送りたい人に向いています。
今はもう見当たらないのですが、韓国人資本のNEOというスクールに二ヶ月通い、良い思い出が多いです。
イロイロの特徴
- スパルタすぎず自由すぎず:バギオほど厳しくなく、セブほど遊びが多くない
- 落ち着いた環境:都市の喧騒が少なく、治安も良い
- 学習環境が整っている:適度な勉強時間と自由時間が確保されている
どのタイプの学校を選ぶべき?
特徴 | スパルタ校(バギオ) | 自由校(セブ) | バランス型(イロイロ) |
---|---|---|---|
勉強量 | 非常に多い(1日10時間以上) | 適度(最低5時間) | 中間(7〜8時間) |
遊び | ほぼなし | あり(リゾート地) | ほどほど |
環境 | 涼しく勉強に集中しやすい | 暑くリゾート感あり | 落ち着いた雰囲気 |
生活の厳しさ | 厳しい | 比較的自由 | バランス良い |
学校の資本 | 韓国資本が多い | 日本資本が多い | さまざま |
フィリピン留学は、単なる語学習得だけでなく、留学生活全体の満足度にも影響するため、自分に合った環境を選ぶことが重要です。
- 短期間で英語力を伸ばしたいならバギオのスパルタ校
- 勉強も遊びも両立したいならセブ
- バランス良く学びたいならイロイロ
また、筆者自身は以前の留学では韓国人経営の学校を選び、今回の親子留学では日本人経営の学校を選びました。学校の経営資本によっても方針や雰囲気が異なるので、事前にしっかり調べることをおすすめします。
自分の留学スタイルに合った学校を選び、充実した留学生活を送りましょう!
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