フィリピン留学の学校を探していると、
「スパルタ校」
「セミスパルタ校」
「自由校」
という言葉をよく見かけます。
授業数が多く、外出制限がある学校もあれば、授業後は自由に過ごせる学校もあります。
私はこれまで、バギオ・イロイロ・セブでフィリピン留学を経験しました。
中でもバギオでは、スパルタ校として知られるPINESにも通っています。
実際にいくつかのタイプを経験して感じたのは、
厳しい学校が良い、自由な学校が良い、という単純な話ではないということ。
自分の目的や性格、留学期間によって、合う学校は変わります。
この記事では、スパルタ校と自由校の違い、向いている人、学校選びで確認したいポイントを実体験からまとめます。

フィリピン留学の「スパルタ校」と「自由校」の違い
フィリピンの語学学校案内を見ると、スパルタ・セミスパルタ・自由などと分類されていることがあります。
何がどうスパルタなのか?
学校によってルールは違うし、あなたにとって何がスパルタであるかはそれぞれです。
「スパルタ」と書いてあっても、平日の外出が禁止なのか、義務自習があるのか、単に授業数が多いだけなのかは学校ごとに異なります。
宿題が多すぎる
校則が厳しい
拘束が激しい など
そのため、名前だけではなく具体的なルールを見ることが大切です。
スパルタ校とは|短期間で勉強に集中したい人向け
スパルタ校では、授業だけでなく、自習時間やテスト、外出制限などが設けられていることがあります。
学校によっては朝から夜までスケジュールが組まれ、
「留学中はとにかく英語に集中する」 という環境になります。
スパルタ校のメリット
一番大きいのは、勉強する環境を強制的に作れること。
自分一人ではついサボってしまう人でも、周囲が勉強していれば自然と机に向かいやすくなります。
短期間で授業量を確保したい人や、TOEIC・IELTSなど目標が明確な人には向いています。
スパルタ校のデメリット
一方で、自由時間は少なくなります。
授業数が多すぎると、
授業を受けるだけで一日が終わり、復習する余裕がない ということもあります。
また、観光や外食など、海外生活そのものを楽しみたい人には窮屈に感じることもあります。
PINESで体験したスパルタ留学|朝から夜まで英語漬け
私がスパルタ留学を経験したのが、バギオのPINESです。
当時はかなり学習色の強い環境で、朝から授業が続き、自習や夜の学習まで含めると一日の大半が英語。
英語に集中するしかないので、短期間でも学習量は自然と増えますが、毎日かなり疲れます。
授業を詰め込みすぎると、復習時間はおろか、宿題の時間が取れません。
もちろん小テストに備えることもできない…。
PINESでの経験から、スパルタ校を選ぶなら、
授業数だけでなく、復習できる時間が残るか も確認したほうがいいと感じました。
個人の主観ですが、韓国人は平気で10時間くらいは勉強できる人が多い。
日本人は一部の学生さんくらいかなと、決して無理をせず。
スパルタ校が向いている人
スパルタ校が向いているのは、
- 短期間で集中して勉強したい
- TOEIC・IELTSなど明確な目標がある
- 自分一人だと勉強をサボりやすい
- 外出や観光より英語を優先したい
- ある程度体力がある
という人。
特に1〜2か月程度の短期留学で、
「この期間だけは英語に全振りする」
と決めているなら、スパルタ環境はかなり相性がいいと思います。
留学先では遊びにたくさん誘われますが断ってもOKです。
自由校とは|勉強と海外生活を両方楽しみたい人向け
自由度の高い学校では、授業後や週末の外出制限が少なく、自分のペースで過ごしやすいです。
セブには比較的このタイプの学校が多くあります。
授業が終わったあとにカフェへ行ったり、ショッピングモールへ行ったり、週末に観光することもできます。
自由校のメリット
自由時間を自分で使えるので、勉強・観光・生活のバランスを取りやすいので社会人の短期留学や、親子留学にも向いています。
自由校のデメリット
自由な分、自分で勉強時間を確保する必要があります。
外出が楽しくなってしまい、授業以外ほとんど英語を勉強しない、ということも起こります。
また周りが遊んでいるので集中しにくい環境だったり断ることが苦手な人はしんどいかも。
自由校は、自分で学習管理できる人に向いています。
セミスパルタという選択肢もある
スパルタと自由校の中間にあるのが、セミスパルタ型です。
一定の授業量や自習時間はあるものの、外出もある程度できます。
「勉強はしたいけど、毎日学校に閉じこもるのはつらい」 という人には、このタイプがちょうどいいこともあります。
実際、私は今なら 完全スパルタより、少し自由度がある学校 を選ぶ可能性も高いです。
留学経験が増えるほど、自分で勉強する方法が分かってきたからです。
気になる方はエージェントに、気になる学校がどのタイプかを確認してみてください。
スパルタ校と自由校|どちらを選べばいい?
ざっくり分けるなら、
| 重視すること | 向いている学校 |
|---|---|
| 短期間で勉強量を確保 | スパルタ |
| 試験対策 | スパルタ・セミスパルタ |
| 初めての留学で学習習慣を作りたい | スパルタ・セミスパルタ |
| 観光や海外生活も楽しみたい | 自由校 |
| 親子留学 | 自由校・セミスパルタ |
| 自分で勉強時間を管理できる | 自由校 |
| 勉強をサボりやすい | スパルタ |
というイメージ。
ただし、最終的には学校名ではなく、実際の時間割と校則を見るのがおすすめです。
次に、私が個人的にお伝えしたい、学校選びでチェックしてほしい7つのポイントがあります。
1. 日本人経営が必ずしも良いわけではない
春に訪問する学校はオンライン英会話で定評があるQQ Englishとなります。サポートも受けられる子供も安心して受講できるなと感じています。
今回は日程や柔軟さも含めて日本人経営の学校にしました。
日本語が通じやすく、基本的なサポートも受けられるため「大前提として」安心感があります。
しかし、「日本人経営だから100%安心」とは限りません。
形式だけだったり日本では問題がある人が経営している場合も。
特に東南アジアに住む現地の日本人は危険な人も紛れているので日本人経営が必ず健全ではなく韓国や台湾中国含めてご自身でしっかりと確認して譲れないポイントを含め事前にしっかり調べましょう。
2. 人気校はバランスが良い
フィリピンの語学学校では、資本力はもちろんですが良い講師を確保できるかどうかも重要です。
資本力があれば綺麗な校舎や便利な立地に学校を建てられますし、生徒が通いやすいということは先生たちも通いやすかったり。
(フィリピンの先生も寮にいたりします)
フィリピン人講師は家族優先の傾向があり、仕事よりも家庭を優先するケースが多く、突然授業を休むこともあります。また授業に来ないとか。
“人気校”は安定した人材を確保していることが多く、無難に良い選択肢となります。リスクを避けたいなら実績のある人気校を選びましょう。
3. 滞在先は慎重に選ぶ
フィリピンでは、基本的に虫(ゴキブリやアリなど)が頻繁に出ます。これは仕方がないのですが虫が苦手な人は、校舎と寮の環境をよく確認することが大事です。
おすすめはオフィスビル内にある学校や、滞在先をコンドミニアム(タワマンのイメージ)にすること。ホテル並みの清潔さは期待できなくても、通常の学生寮よりは快適に過ごせる可能性が高いです。
4. あなたの目的に合った学校を選ぶ
フィリピン留学では、目的に応じた学校選びが大切です。
- スピーキングを鍛えたい → マンツーマン授業が豊富な学校
- ビジネス英語を学びたい → TOEIC対策やビジネス英語の洗濯授業がある
- 試験対策(英検/IELTS/TOEFL) → 公式試験対策コースが充実している学校
「とりあえず英語力を上げたい」だけで学校を選ぶと、期待した効果を得られない可能性があります。事前に自分のゴールを明確にしておきましょう。
5. 侮るな!フィリピンの雨期は最悪!!
フィリピンは雨期(6月〜11月)の中でも日本の夏休みにあたる8月が特にひどく、洪水が頻繁に発生します。地域によっては冠水して外に出られなくなることもあり、通学が困難になる可能性があります。雨期に留学する場合は、

- 台風が発生しない都市(セブ)を選ぶ
- 学校の立地(低地は洪水リスクが高い)をチェックする
- 滞在先が快適で、雨でも勉強に集中できる環境を選ぶ などの対策が必要です。
共通して停電もよくありますが…
6. 映え命!校舎写真と実際は結構違う…
写真は加工だったり新築時のものが多数。実際は生活感溢れていたり虫が多くいたりなど行ってみなければわからないこともあります。
また海外であるあるなのは、ホームページでの理想を語ったカリキュラムと現実の差。現在フィリピンでは語学学校が乱立し良い先生の確保も困難です。良い先生=待遇の良い学校へ行くといっても過言ではありません。安さだけで選んだり高いからと言って安心せず、留学の目標をしっかり持つことが大変です。
受身だとあっという間に終わってしまいます。
7.日本人比率はあくまで参考までに
日本人比率が低い学校にこだわる方が多いんですが、実はそこまで関係なかったりします。
Naoも昔、相当こだわっており、5%~10%以下の学校に入りましたので気持ちはわかりますが、厳しいようですが正直自分次第です。
覚悟が甘ければ「5%の学校で日本人と話します」というのが現実です。
それでも比率が低ければ雑談一つ英語を使わなければならないので訓練にはなりますが、トラブルの時に助けてくれるのは日本人であることが多く、こだわりすぎないようにしてください。
まとめ|スパルタか自由かより「自分に合う環境」を選ぶ
フィリピン留学の学校選びでは、スパルタ校と自由校で迷う人も多いと思います。
短期間で勉強に集中したいならスパルタ校。
海外生活も楽しみながら、自分のペースで勉強したいなら自由校。
その中間ならセミスパルタもあります。
私はPINESでスパルタ留学を経験しましたが、勉強に集中できる環境は確かに大きなメリットでした。
ただし、
厳しければ良い学校というわけではありません。
授業内容、寮、立地、費用まで含めて、
「自分がこの環境で数週間生活できるか」を想像して選ぶのがおすすめです。